伊勢花菖蒲園
朝早く目が覚めた。なんと5時。。まだ昨日の興奮が冷めていないのであろうか? 昨日飲み過ぎにもかかわらず、二日酔いということもなく、快調のようだ。早速朝風呂 に入る。最高だ!ふはー!眠気も酔いも一気に覚め、体中のアドレナリンが逆流かのご とく、一気に血液の循環が活発になった。
風呂上りにビールとはいかずに、ポカリスウェットと生茶を一気に飲みほす。早々に朝 食を頂き、着替えてリラックス。うーん!やっぱり旅先の温泉と食虫植物の旅は格別で あり、たとえ様の無い至福のときを実感していた。
待ち合わせの7時45分には全員駐車場に集合し、赤塚氏の出迎えを受ける。「昨日は眠 れましたか?」の問いかけに「勿論!最高でしたよ」と返事をした。全員そろったので 、次の待ち合わせ場所に移動。ここで、昨日の宴会のメンバーと再開する。
また、本日からの参加となる中川先生も登場した。中川先生といえば、私も20年以上前 から植物の分譲ではお世話になっており、国内のネペンテス栽培家ではトップクラスで あろう。また氏は自生地探検にも精力的で、N.hamataの自生地も3,4日かけて ジープで数千キロを移動して見てきたことがあるそうである。
高井氏が昨日の即売に引き続き、本日もいくつか余剰品を持ってこられ、その場でジャ ンケン大会が始まった。まさに食虫植物の朝市である。
さて、車は全部で何台であろうか? 6台以上はある。次なる目的地、伊勢菖蒲園へ向 かって出発となった。 東名阪道を抜け、伊勢自動車道に入り、2時間かからないスピードで、伊勢菖蒲園に到 着となる。我々狂さんカーには昨日の宴会の残りの缶チューハイがクーラーボックスに 入っているので、途中のコンビニで氷を買って冷やすことにした。
伊勢につくと、先に到着していた橋本氏が、お好みのS.flavaを数株既に確保し ていた。素早いおっさんである。他のメンバーも物色に余念がない。
今は菖蒲の季節なので、一般公開されている。
さて、私も遅ればせながら物色するとする。やはり無数に広がるサラセニアの群落に、 圧倒されそうだ。数千本、数万本はあるであろう。その中から好みのものを選ぶのであ るから、女性のショッピングと同様で時間がかかるものである。
とりあえず赤みの多そうなフラバを物色。ついで、ころっとしたプルプレアを、、 一気に7鉢確保。近くに転がっていたプラスティックの苗入れに収納。その苗の収納プ ラケースは11鉢入りなので、あと4つ入る。そうなると人間不思議なもので、あと4つ買 いたくなるものである。ついに11鉢、でも、見れば見るほどほしくなる。ええい!あと 4鉢追加。
狂さんもはじめは触手が動かないな!などと言ってはいたが、いざこのすさまじいサラ セニアの大群を前にしたら、買わずにはいられなくなったようで、10鉢ほど抱えていた 。
菖蒲を見にきた一般のお客様から、サラセニアについていろいろ質問され、また、挙句 にはここの従業員と間違われたりもした。内藤さんは一般客に講釈しまくり、どうみて も伊勢の従業員のおっさんであった。
しかし、今日は昨日にもまして快晴であり、気温も上昇。すごく暑い!汗はたっぷりと かいており、Tシャツはびしょびしょである。気が付くと狂さんは早速缶チューハイを 飲んでいた。素早い!私もスーラーボックスから缶チューハイを取り出し一気に飲み干 した!なんて幸せ!最高なのであろう!食虫植物に囲まれて飲む酒はたとえ様の無い幸 福感を実感できるのである。
時間は1時をすこし回ったところで、稲穂さんからメールが入る。1時半に津駅にくるの で迎えに来いという。それを聞いた内藤さんは「自分で来い!タクシーで来い!」とま くし立てる。結局伊藤氏が迎えに行ってくれる事になった。
しばらくして稲穂氏登場。サングラスをかけて、頭はパンチパーマ伸び放題、パパイヤ 鈴木か太りすぎた井上陽水である。稲穂氏は早速お手製のHG通信を関係者に配布、ま た、初めて会う和波氏や中島氏、南総BBQ以来の再会である浜地氏と話が盛り上がっ ていた。
伊藤氏も本日のために即売品を用意していた。大きな60cm水槽にたくさんのネペンテ スを持参した。お値段も破格で、次々に希望者に売られていった。伊勢菖蒲園の園内で 即売をしてしまうのであるから、我々はすごく図々しい客の集団なのかもしれない。 さて、これで全員そろったところで恒例?の記念撮影となる。そして2時近くになった ので、用事のある中川氏がご帰宅。我々も次なる目的地、本サミットのメインでもある 、三重県上野市のイシモチソウ大群落地へ向かうのであった。
稲穂氏はそのまま伊勢に残りサラセニアを物色することにするそうだ。ほんの少ない時 間であったが、稲穂氏とも十分コミュニケーションが取れた。
途中のコンビニで昼食を買い、次なる目的地、上野へ向かうのであった

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