食虫植物の集いin浜田山

6月25日の浜田山の様子

今回は子供が4名もいた!(^o^)

種苗交換品!蛇紋岩も出た

満開のU.sandersoni

ずんぐりしたプルプレア

狂さんは保父さん?(^^ゞ

Helianphoraの立派な袋!

6月 高井戸集会報告

 今回は、何時もの我らが浜田山会館が選挙の為に使えず、急遽井の頭線で一駅隣の高 井戸駅に程近い、高井戸区民センターでの開催と相成った。そう、すべてはここから初 まったのである。もうすぐ4年目を迎え、35回を数えるこの『食虫植物の部屋』(『食虫 の部屋』と省略してしまうと虫を食べるゲテモノ食いの集団と勘違いされてしまうので 要注意)の記念すべき第1回が、ここで行なわれたのだ。まだ、この会が始まったばかり の頃は、展示に出るものすべてが目新しく、新鮮な感動に満ち溢れていた。研究会の集 会が年に3回しかなく、これからは毎月集会がある!と驚喜したものだ。今では、私も古 参のメンバーになってしまったが、まだあの頃は私もこういった集会に参加しはじめた ばかりの初々しいフレッシュな食虫植物愛好者の一人だった(筈だ。誰かそうだと言っ てくれ)。
 今回は、田辺氏とは現地集合.小雨のパラ付く中、ホールで待っていると早速のお出 まし。目に入れても入りきれない・・・・もとい、目に入れても痛くない程の溺愛ぶり で、集会のマスコットガールと化している娘さんを連れての登場だ。何時もならその足 でコンビニヘ買い出しに行くのだが、今回は会場の中の食堂へ。こういう時に、田辺氏 が頼むのはカレーとビールの黄金セット。私も同じくカレーと缶コーヒーを頼む.500円 とやたらに安い。余りに安いので、壁の貼り紙にあった「タコ焼き、8個人り・370円」 を追加オーダー。「なんで区民センターの食堂でタコ焼きなんだ?」「8個で370円は中 途半端だ」「あ−あ、ソースがべしやべしやだよ」などとしょうもない文句を言いつつ も、食うものはしっかり食う。田辺氏は、ジョッキのビールにご満足で、カレーは少々 辛そうだった。しかし、それでも「メキシカンドリア食いてえなあ」と訳の分からない ことを言う始末。稲穂は、当然のようにカレーとタコ焼き両方をペろり。実は、ショー ケースのチーズケーキが気になっていたが、田辺氏に申し訳ないので自重していた。缶 コーヒーも100円と世相に反して安い。しかし、缶ビールがないのがご不満の田辺氏は、 「ジョッキ持ってって会場で飲んじゃ駄目ですか?」と大真面目に聞いていた。生ビー ルのサーバーを一日リースしてくれる奇特な酒屋さんでも現われない限りかなわぬ夢だ ろう.しかし、植物と一緒にビールやつまみまで即売するようになったら、もう何の集 会か分からなくなってしまうだろう(大した問題じゃない、と南房総方面から声が聞こ えたような気がするが?)。そっちは、南総のバーベキュー大会で思い切りやってもら うとしよう。
 食事後、田辺氏が受け付けを済ませるまで再びロビーで食休み。静かにクラシックな んぞが流れているではないか.『食虫植物の部屋』のBGMは、やっぱり『全日本酒飲み音 頭』だろう。
 割り当てられた部屋は、都びた小学校の図工室のような部屋で、木の椅子があったり ふと懐かしささえ感じてしまう。さて、今回の展示だが、時期的にはサラセニアのベス トシーズンであり、田辺氏と私が持ち込んだS.flava各種が目を引く.特に田辺氏の伊 勢菖蒲園から抜いてきたカッパートップタイプのものやpurpureaが素晴らしい。これな ら、もっと良いものを持ってくればと後悔したが、電車で遥々静岡の僻地から大鉢を抱 えてやってくるのは厳しい。その他、鈴なりのネペンテス、特大のヘリアンフオラが目 を引いた。ピンギは、田辺氏と服部氏が持ち込んだものしかなく、即売品は皆無であっ た今の時期はメキシカン。に関しては腐りやすいシーズンで、余り動かしたくない時期 でもあるので仕方がない。それに、ピンギの即売は供給過剰の感がなくもないので、こ こいらで一休みもいいかもしれない。9月の集会には展示・即売ともに期待していいぞ (と、一部関係者にプレッシャーを与えておく。無論、両刃の剣だが。うう、ギブシコ ラが‥・・・(笑))
 ネペンテスやサラセニアなどの大物は、どうしても持ってこれる人が限られる。しか し今回の特徴として、ドロセラやウトリキュラリアを面白い鉢で作っている人が見受け られたことだ。最近、園芸雑誌でも食虫植物を様々な鉢と組み合わせて寄せ植えする方 法が紹介されており、どんどん実践して頂きたいものだ。
 ハエトリソウの即売が出始めるともう初夏という感じがするが、ロゼットタイブのも のは完売し、エレクタタイブが売れ残ってしまっていた。エレクタタイブは市販でも結 構最近では安く出回っているので、そこら辺はやはり日の肥えた人々が集まっているだ けのことはある.また、佐藤(光)氏や斉藤(三)氏はビブリスを上手に作っておら れ、(光)氏の即売は好評だった.
 会が二通り落ち着くと、今度はなしくずしの宴会状態.何時の間にやらお菓子やらパ ンやらが広げられてみんな誰彼なくつまみ始める。その中で、自生地探索の計画を練る 話なども挙がっていた。また、いえきち氏が登場し、話は自然にネペンの話に.海外勤 務を終えて、久々に食虫植物ライフに復帰するとのことだが、今度はネペンー筋で行く ぞ−、という決意表明。どうなるか分かったもんではないが、とりあえず仲間が戻って きて賑やかさにも拍車がかかることは間違いないだろう。
 そういえば、この日は遥か東海地方の猛者集臥TCPS軍団は毎年恒例の伊勢菖蒲園と東 海地方の自生地探索ツアーに出掛けているはずだ。私は、例年ならこちらに参加してい るはずなのだが、今年は直前まで予定が決まらず、結局は不参加となってしまった。昨 年とは違い今年は天気が思わしくなかったようだが、こちらも素晴らしいので、東海地 方に住んでいなくてもぜひ機会があれば一度は参加して頂きたい(詳しくはTCPS情報誌 もしくは拙誌『ホームガーデン通信』参照)。By Sethos 稲穂 参加者31名 今回の展示品リストは以下のとおり!

田辺
N.alata 変種4タイプ、N.albo-marginata x cincta Heliamphora nutans x heterodoxa(大株)
P.agnata LL P.agnata blue、P.gigantea x cyclosecta P.gypsicola P.laueana SP2
P.moctezumae x zecheri D.glabripes D.binata dichotoma
S.flava copper top,all green,red throat,red veind S.minor S.purpurea

Redec
U.sandersoni

稲穂
S.flava red neck S.flava red veind

中村
ムラサキミミカキグサ U.sandersoni

斎藤三津夫
Cephalotus B.gigantea

服部
P.colimensis P.heterophylla

佐藤光徳
U,sandersoni

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