食虫植物サミット
時間は2時半、各自自由行動ということで一旦解散し、4時に食虫植物が展示してある場所へ再集合となる。私や間淵氏、安西氏、赤塚氏、瀬野氏、宮本氏などは別の屋台へ移動し、私は明石焼きをほお張る。しかし、明石焼きの中になにやら妙な毛が入っていた。この毛はどうみても人間の下半身にはえている毛である。普通なら文句を言いに行くところであるが、明石焼きを焼いていたオネエチャンの毛であろうと想像し、大事にはしなかった。まあ、酔っていたせいもあるが、、、ちなみに私はタイガービールを4本飲み干していて、かなり気分が良かったことには間違いない。
皆であちこち買い物をして待ち合わせ場所に再集合。展示品を眺めながら食虫談義に花を咲かせた。展示のすばらしさに酔いしれながら会話も弾み、いろんな人と交流が図れたと思う。
話も尽きないが、ここで全員揃って記念撮影をすることに。このときのために三脚を用意してきた稲穂氏も、展示品の撮影でフィルムを使い果たし、役に立たない。仕方なく私のデジカメで撮影となる。この写真は思いで深い、まさに貴重な一枚になることであろう。
サミット会場を後にして、話し足りない我々一行は全員で民宿に戻ることにし、我々の問い待っている部屋で時間の許す限り話をしましょうということになる。また、宮本氏と瀬野氏は予想通り自生地談義で話が盛り上がったようで、これから再び淡路の自生地を案内することになったようだ。山崎氏も入れて3人で、瀬野氏の車で行くそうだ。自生地探検組とは駐車場でお別れして、我々は民宿に戻る。総勢16名。あの部屋に入りきるであろうか? 民宿につくと、例のオヤジに事情を説明すると、今日は日曜なので部屋が空いているとのことで、大きい部屋を臨時に貸してくれた。ありがたい。10畳ほどある部屋に案内され、皆適当に座り、雑談で盛り上がる。民宿のオヤジもムシトリスミレの花の写真に興味を持ったようで、会話に入ってきたのには驚いた。私の隣に居る赤塚氏は運転で疲れているのか、いびきをかきながら熟睡してしまったようだ。三原氏もお疲れモード。元気なのは安西氏と間淵氏で、会話の中心となっていた。
16名のうち、インターネットを利用していない人はほんの数名であることがわかり、さらにはNiftyの利用者は意外と少ないのが意外だった。
時間は6時過ぎ、我々関東軍は今日も宿泊で明日帰るので、問題ないが、他のメンバーは広島や東海へ帰らなければならない。後ろ髪を引かれる思いであろうが、ここで各自自己紹介をしてお開きとなった。
広島組、東海組を見送り、部屋に戻ると、すぐに自生地見学に行っていた宮本氏、瀬野氏、山崎氏が戻ってきた。もう少し早く帰ってくれば全員揃ったのに残念である。瀬野氏や山崎氏は時間があるというので、例の中華屋で夕飯をとる。Redec氏はなぜかはぐれてしまい、民宿のオヤジとインターネットで熱帯魚のページを見ていたそうである。
夕食後、瀬野氏は徳島の自生地を探検しにいくのでここでお別れとなる。さすが自生地探検男である。その成果に期待したいものだ。さあ、明日は兵庫フラワーセンターのバックヤードで食虫三昧、そして東京に帰るのである。明日は早いので寝ることにするが、モグラの怪獣が人間を襲う映画が面白くてみんなで見入ってしまい、結局寝たのは12時を過ぎていた。
関西行脚及び食虫植物サミット参加者リスト(敬称略・順不同)
Japanese Carnivorous PLants Society
田辺直樹 本杉健児 伊家村具子 坪井聡 稲穂徳人
関西食虫植物連盟
間渕通昭 宮本誠 山崎敬介 内藤弘昭 新谷明雄 土居寛文
東海食虫植物研究会
赤塚靖 三原直樹 高井純 伊藤嘉規 木村栄造 金指布由子 碓氷敦司 碓氷眞百合
広島食虫植物同好会
垰森健次 安西秀礼 長谷川結城 池田憲明 徳田克幸 菅敏光 上野里志 瀬野純一