高井家訪問

3.優雅な昼食(ランチ)は...

 11時を少し回った所で次の集合場所の岐阜市の北にあるジャスコに丁度 岐阜市街を縦断する様なルートで向かう。私の車には新潟組に載ってもらっている ので岐阜の町のこともガイドしながらで話は尽きない。さほど渋滞も無くジャスコに 到着。早速岐阜市の皆と落ち合い、ここで思い思いの弁当を買い、車に分乗して 一路高井邸に向かい昼食をとることにした。前回はここでファミレスに入って 大人数であることも手伝い、大層時間を喰ってしまった経緯があるので今回は 弁当を野外でとることにした。これで大幅な時間の節約だい!
 ジャスコからは15分くらいで高井邸に到着。旧家であろう大層大きなお宅で 庭もご立派である。昨年に続いて栽培場の見学を快諾して頂き、今回は厚かましくも 庭で先ほど買った弁当も食べさせてもらうことにもなった。車から降りるとまず栽培場 へ!「お腹がすこうが関係ない。そこに食虫があれば行くんだ!」みんな口には出さ ないが、食虫を覗き込んだ背中がそう言っている。
今回驚いたのは5月の連休に今まで地面に置いていたサラセニアやドロソフィルム・ ドロセラをまるで朝市の様な棚を設けて設置されていたことだ。相変わらず凄い。 数年前から栽培しているD.graminifoliaや大きな鉢に寄せ植え状態になって何本も 花茎をあげている見事なドロソフィルム。昨年見事に百本は超える花を咲かせた 一輪車に入ったオオバナイトタヌキモは、今年は花こそ咲いては居ないが今年も 満開の花を咲かせてくれそうに繁茂している。
 さて、こちらのお宅は岐阜市でも北西部に位置し周りは田んぼが多く、水路も すぐ横を走っていて風も十分に通る。私はふとよく似た場所があるのに気がついた。 伊勢花しょうぶ園である。高井邸の素晴らしい食虫の出来の秘密のひとつが解けた ような気がした。
 いつまで見ていてもきりが無い。ひととおり拝見した所で昼食をとることにした。 優雅な昼食(ランチ)は食虫の前で...、そういえば関東の方は名古屋名物「味噌カツ」 を弁当に選ばれた人が多かった気が...。お腹もいっぱいになった!次の目的地 「根尾のムシトリスミレ」を見に行くぞ!


まるで展示会場のような栽培棚


巨大なP.gigantea

巨大化したドロソフィルム

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